昨今、数十名の組織のメールで「おやっ」と思ったやり取りがあったので、そのエピソードです。
「ご自愛ください。」を知るきっかっけ。
僕は、常日頃FM NACK5 79.5MHz(エフエムナックファイブ)HP(以下:795)を聴いています。主に「radiko」ですが、自分が車の運転をするときはカーラジオで聴いています。
「ご自愛ください。」を覚えたきっかけの795の番組Saturday Morning Radio おびハピ!内の「小尾渚沙のご自愛ください。」というコーナーです。このコーナーで「ご自愛ください。」と小尾渚沙さんが爽やかに言っています。それから、番組外でも聞くようになり、自分で使いたいと思い、使い方を調べた記憶があります。
メールでのやりとり
冒頭に書きましたが、数十名の組織でとるイベント開催でのメールのやり取りです。
- あるイベントの開催のお知らせのメールがありました。
- ある組織の元責任者であったAさんは高齢ですが、元気な方でした。今回のイベントの準備等にも積極的に参加されていた方です。
- イベントの前日に、要約すると「体調が悪いので、イベントは参加できません。申し訳ございません。」のメールが届きました。
- 上記メールから、Aさんに「ご自愛ください。」という返信がありました。それを見た時に、病気の人にご自愛はNGだったのでは、と思いAIに再確認しました。
無料の3つのAIでの確認
プロンプトは【いつも元気だった方が「風邪っぽいので、今日のイベントは欠席します。」というメールが届いた。「ご自愛ください。」と返信したけど適切ですか?】これのみです。今回の掲載は、回答の最初のみです。Geminiは、回答が初めの部分にないので、答えかなと思うところまで掲載します。
ChatGPT
「ご自愛ください。」は丁寧で適切な表現です。相手の体調を気遣い、無理をせず健康に気をつけてほしいという意味が伝わります。特にビジネスやフォーマルな場面で、体調不良に対する返信としてよく使われる表現です。
ただ、もう少し気遣いを込めて返信したい場合は、以下のように工夫することもできます:
Copilot
「ご自愛ください。」という返信は適切で、温かい気遣いが伝わる表現です。特にいつも元気な方にとって、自分の体調を気遣う言葉は嬉しいものです。
さらに具体的な表現を加えると、より親しみが伝わるかもしれません。例えば:
Gemini 1.5Flash
「ご自愛ください」と返信されたとのこと、状況に合わせて適切な言葉を選ぶのは難しいところですね。
「ご自愛ください」の返信について
- メリット:
- 相手の体調を気遣う気持ちが伝わる
- 一般的に使われる定型文であり、失礼に当たらない
- デメリット:
- 「いつも元気な人が風邪をひいた」という状況に、少し不自然に感じる人もいるかもしれない
- 「ご自愛ください」は、健康な人に使う言葉というイメージが強く、すでに体調を崩している相手には、少し不親切に感じられる可能性もある。
いろいろ調べてみましたが、結論は、「既に体調不良やけがをしている人使えない」という表現が多いです。
まとめ
AIやgoogieで調べてみて僕も学びました。また「ご自愛ください。」をまとめてみました。
- 「お体をご自愛ください。」は間違いです。「自愛」は自分の体ともいえるので重複します。
- 自愛を入力すると慈愛と出てきました。慈愛とは、親が子供に対して抱くような、深い愛情や思いやりのことです。誰かに対して温かい気持ちで接し、大切にする心の状態を指します。(Gemini引用)ので意味が違います。
- 「ご自愛ください。」はビジネスシーンでも使えます。目上の人にも使えます。この場合は「ご自愛くださいませ。」という表現がいいと思います。もちろんビジネスメールにも有効だそうです。
今回調べてみて、間違った使い方をしているということになろうかと思いますが、間違った方をどうこういうことはなく(やんわりお伝えしていきますが)、たまたま795を聴いていたから違和感があったということです。