外国株式オプション【具体例・その後】

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 僕の戦略は、長期戦のプレミアムを頂いたら満期(満期前の権利行使)を待つというカバード・コールの運用方法でしたが今回は、違っています。

 

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株価が下落

 株価は当然、予測できませんが上昇傾向時にカーバード・コール狙いですので、前回の最後にプレミアムは、4,000〜5,000ドルも狙えますと書きました。

 最近、A株価が下落してくると、1つの選択肢が増えることになります。それが、「オプション決済」(以下:決済)です。

オプション決済と効果!(今回のケース)

 僕の戦略は、プレミアムを頂いたあとは、権利行使されるか満期日を待つかの受け身ですが、決済は、オプションを売った者ができる行為になります。今回のケースに当てはめて説明します。

  • 4,000〜5,000ドルは、口座に入金されていますが、権利行使されるか満期日を待つまでの間は、自由に使えません。
  • 今回の場合、株価が下落したことによって、決済すると400〜500ドルの利益が確定します。また自由に使うことができます。
  • 決済時の損益は、プレミアムの返金額の差です。今回のケースは、4,000ドルもらっていたとします。決済により返金するプレミアムが3,500ドルとします。この4,000-3,500=500ドルが利益になります。また、11月1日にプレミアム入金、11月30日にプレミアム返金だとすると1ヶ月500ドルの運用益になります。1ドル=150円であれば、1ヶ月75,000円の利益です。証券会社の手数料と確定申告による所得税等の税金も発生しますことをお伝えします。

まとめ(注意点)

 想定外の選択肢で悩むこともありますが、ブレずに満期日まで待って4,000ドルと株が売却された時の売却益を得るのか差額のプレミアムを頂いていく戦略に変更するのかは、あなたの考え方次第です。しかしながら、自己責任でお願いいたします。

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